Losalios@Liquid Room ebisu

 今日は年末から計画していたライブの日。
 会場に迷いながらも着いたところで、残念なことに同期Hが仕事で来れなくなった。泣きそうな声で、間に合わないどころか、家に帰れるかどうかも分からないと。ホントに残念だ。
 かなりショックだったけど、落ち込んでも仕方ないので、できるだけ明るい声で二人分ライブを満喫することと、ライブレポをすることを約束した。買ったTシャツに着替えて、フロアに向かう。開演を待つ間ひとりだからか、とにかくライブを楽しみ、音楽に集中しようと気合を入れてた。Hの分もだ。

 で、ライブレポ。

 オープニングアクトは惑星。
 ルックスに違わず端正なロックを響かせていた。ただ、ロザリオスを見終わった今となってはあまり印象に残っていない。ロザリオスはホントに凄かったんだから。

 惑星のライブが終わり、サウンドチェックの時、あれっ?と思う。トキエさんが左側だからだ。カトウタカシが右か。HEAL NIIGATAの時とは逆だな。アイゴン用のチューブが巻かれたマイクも右手に設置される。

 八時過ぎにロザリオス登場!!

 まずは3人体制で「Snake&Steak」など、SCHOOL OF HIGH SENSEにも収録されている曲を立て続ける。素晴らしいに尽きる。HEAL NIIGATAの時より演奏が格段にタイトだ。これは多分左右のポジションチェンジが少なからず影響してるんじゃないかな。
 中村達也は1/4に40歳になったのだそうだ。とにかくリラックスしていて、子供みたいにはしゃいでいる。少なくとも、酔っ払っていない。
 トキエさんがアップライトベースに、カトウタカシギブソンに持ち替えた中盤は、硬軟、緩急、強弱、そして間、あらゆるツボを的確に押さえた大人のロックで完全にやられた。そのベースライン、犯罪です。踊らずにいられないんだから。トキエさんはテンポが早い曲ほど体を動かさずに弾くんです。
 中村達也の「今日は友達が来てくれています。あれっ?ホントにいる?」との紹介でアイゴンが加わってからは、エフェクトの効いたボーカルや、スライドギターや、アルペジオのループや、四つ打ちやらを取り込んだ実験的な曲を連発。ここでもトキエさんのベースが肝だ。よろしくお願いします。
 本編の最後は「Coganemusi」。最高だ。アンコールは、きっちり拍手しました。拍手していないやつを睨む位の勢いで。で、「IQ69」だったかな。多分。

 放心しながら会場を出て、Hに電話。10時近くになってたけど、まだ仕事中でした。申し訳ないなぁ、と思う反面、行きたいライブに行けている自分は、幸せ者なんだと再確認しました。

 最後にこの言葉で締めたいと思います。 

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