雨が降っているわけで

何かしらの表現するときに、アーティスト的な(主観的な感情や思想・妄想の発露としての)表現と、デザイナー的な(客観的な分析や物事の再配置・アレンジとしての)表現とがあり、両者は全く性質が異なるものです。
商品のプレゼンテーションをするときには、客観的なデータを披露するなど、効果的に商品の特徴を伝えるべく後者の表現が求められ、好きな人にその想いを伝えるときには、前者の表現で自分の滾る想いを告白する、と。
しかし、そうキッチリとは割り切るべきでもないというのが、難しいとこだなぁと思う今日この頃です。
良い成果を上げるためには、商品のプレゼンにおいても主観的な想い入れが必要ですし、好きな人への告白においても自分と相手とその周りの客観的な分析が必要だったりしますよね。
要は、さじ加減の問題で、そこは意識的にならなければダメですよってことかなぁと思ったりします。ちなみに、この文章はアーティスト的:デザイナー的の割合でいうと、4:6くらいのさじ加減で書きました。多分。